タイ語検定って聞いたことがありますか?タイ語を勉強したことがある人なら聞いたことや実際にトライしたことがあるかもしれませんね。
タイ語検定とは・・・その名の通りタイ語の実力を見る検定試験。
英検のタイ語版という感じしょうか?
(タイ語検定HP)
2021年の春期はコロナの影響でバンコク会場は実施されないそうです。まぁ。この状態ならね・・・とタイに住む日本人は納得してることでしょう。
タイ語はマイナー言語ですがこのような検定試験が実施されるくらい、勉強してる人がいるんですね。
私自身はちなみに・・・受けたことありません。
タイ語検定を語る資格がないかもしれませんが、タイ語を普通に話しますしタイ語で業務遂行に支障はありませんし、会議通訳もします。
じゃあタイ語検定とはなんぞや?というお話をしたいと思います。
タイ語検定のレベルやメリット、そして勉強法についてタイ語という言語を使うものの視点からお話したいと思います。
タイ語検定を受験するメリットとは?
私は実はタイ語検定をうけたことがありません!
でもタイ語話します。読みます。
英検を受けたことがない帰国子女が英語を話すようなイメージですね。
(ちょっとちがうか・・・)
タイ語検定は例えば英検のように就職や進学に役に立つか?と聞かれるとちょっと微妙かな・・と思います。
タイ国内で就職活動をしたときも誰も私がタイ語検定を受けたことがないことにツッコミが入りませんでした。
通訳の案件で面接に行ったときも、会話力だけ見られました。
よっぽどタイ語の翻訳などが必要な場合を除けば特にタイ語検定が有利に働く事はないのではないかしら?と思います。
リクルーターも別にタイ語検定を受けていないことになんのコメントもなかったです。
むしろTOEICの点数のほうが重要でした。
タイ語検定を受けるメリットとしては転職就職に有利というよりは、
勉強の進捗を測るためのゲージになるという点でしょうか。
タイ語の勉強を例えば日本でしていたとしたら、自分が今どれくらいタイ語ができるようになっているのか?というのはなかなか測るのが難しいです。
タイにいるならそこらへんの張り紙や看板を読んで自分のタイ語力の向上を客観的にみれます。しかし日本でタイ語を聞くことなんてそうそうありません。
タイ語を話す機会なんていうともっとないかもしれません。私の感覚では日本にいるタイ人はほとんど日本語が達者ですから。
こちらが話す拙いタイ語なんて無視されて日本語で話しかけられてしまいます。
つまりタイ語の勉強のモチベーションを保つためにタイ語検定はとても有利です。
5級より上の級はタイ文字も読めなくてはならないので、あの特徴的な文字をあたかも暗号を読み解くかのように読めると・・・気分いいですよ!
タイ語検定を受けるメリットは・・・・
自分が学んだタイ語力が今どれくらいのレベルなのか?
自分がどこまでできるのか?を知ることができる。
そこに尽きると思います。
ある意味自己満足かもしれませんが、オフィシャルに認められる自己満足って悪くないですよ!履歴書にもかけますし。ね。
タイ語検定のレベルとは?5級が一番簡単
タイ語検定を受けよう!と思ったとき一番気になるのがレベル。
タイ語検定協会の各レベルわけでいうと5級は以下のとおりです。
初歩的なタイ語をカタカナ表記とローマ字発音表記で理解することができ、簡単な会話が可能なレベル。
おそらく・・・・。
レストランとかマッサージ屋さんで自分の言いたいことは伝えられるレベルです。
仕事となると・・ちょっと厳しいです。
ちなみにタイ語検定は5級からがスタートです。
タイ語検定の5級は他の級に比べてハードルが低いです。
なぜならタイ文字を読まなくていいからです!
タイ語を話せる様になってからもかなり長い間私はタイ文字読めませんでしたから。
今だにスイスイとは読めません。。。
タイ語検定の5級は発音記号とカタカナで表記されます。
なので単語やタイ語を実際にある程度話せたら合格は難しくないでしょう。
出てくる単語も日常の本当にベーシックな単語ばかりです。
せいぜい300個ほどタイ語の単語を知ってたら通りそうです。
例えば、遊園地(スアンサヌック)暖かい(ウン)水泳をする(ワイナーム)など普通にタイに数ヶ月いてタイ語環境で過ごせば難なくこなせるレベルです。
文の意味を日本語とタイ語でマッチさせる問題もタイ語検定5級では以下のとおりです。
ノックバーントゥアローンプレーンダーイ
何種類かの鳥は歌えます
若干難しいかもしれません。なぜなら選択肢がなかなか微妙だからです。
この問題でいうと・・
1.家で鳥を飼っています
2.何種類かの鳥は歌えます
3.鳥の鳴き声はきれいです
4.鳥のように歌う事ができます
単語だけ拾ったらもしかして間違えるかもしれませんね・・・。
5級といえど侮れません。
単語本丸っと一冊覚えれば乗り切れるかな?例えばキクタンタイ語とか。
さほど難しくないのでタイ語を勉強し始めて半年ほど経ったところで実力を測る意味でトライするといいでしょう。
タイ語検定4級からのレベルアップ感がすごい件
タイ語検定のレベルですが次のレベルの4級がなかなかハード。何がそんなにハードかというと・・・。
タイ文字が読める必要があるからです!
タイ語検定協会の設定している4級のレベルは以下のとおりです。
初歩的なタイ語をタイ文字で理解することができ、簡単な会話が可能なレベル。
初歩的なタイ語をタイ文字で理解することができ・・・のこの下りがサラッと書いてありますがハードル高いですよ!
なぜなら5級と大きな違いがここにあるからです。
タイ文字って急に読めるようになりませんよ!
私は本当にタイ文字を文字と認識するのにめっちゃくちゃ時間がかかりました。今だに模様?と思うこと多々ありますから。
タイ語検定の4級はタイ語の長文もあります。
慣れていない文字が並んでいる長文は圧巻です。
やっぱり模様?と思ってしまうレベルです。
しかし、単語のレベルでいうと5級と大きな差がないように感じます。タイ文字マジックと言うかタイ文字で書かれているから故になんだか難しそうに感じてしまいます。
タイ語検定の5級が余裕でできる程度のタイ語の語彙力と文法力があれば、タイ文字をしっかりやれば4級は射程距離内だと思います。
タイ語検定4級合格にはタイ文字が読めることが必須です。
ちなみに慣れだと思います。
私対して読めませんが仕事でタイ文字を読む必要があることも多く、だいぶ慣れました。
なれるまではタイ文字を文字として認識できませんでしたのでかなりのステップアップです。
語学が上達するためにはどれだけその言葉に出会ったか?が問題だと思います。
毎日少しでもタイ文字に触れるようにするだけで全然違うと思いますので頑張ってください。
タイ語検定のメリットと4級5級のレベルのまとめ
● タイ語検定はタイ語学習の進捗を測るのにピッタリ
● 就職転職にはあまり関係ない(気がします)
● タイ文字が読む練習にもぴったりです
● 5級はタイ文字が読める必要がありません
● 4級はタイ文字が読む必要があるので難易度が一気に上る
● 実際の問題の中身は4級はさほど5級とのレベル差を感じないが長文がある