お金と生活

タイで暮らしたい?タイで暮らすための方法は4つ!

タイは暮らしやすい国です。私も元々違う国に住んでいましたがタイに来て『ここは天国か?』と思った位。

 

しかし、タイも年々物価が上がってきており、暮らしやすいかどうかという点ではなかなかどうかと思うところもあります。

 

タイで暮らすにはどうする?タイで暮らすのにかかる費用、タイで暮らすのに仕事はどうする?など調べて、在タイ15年以上の私の見解をお届けします。

タイで暮らしたい!暮らすにはどうする?仕事は?

タイで暮らすと簡単にいいますがいくら住みやすい国だと言ってもタイは外国です。外国人である以上タイに引っ越して良いことと悪いことの両方のケースがあります。

 

タイで暮らすメリットとデメリットと言うと分かりやすいですね。因みにタイで暮らすにはいくつかのカテゴリーがあります。

 

駐在員
現地採用
起業する
ノマド
タイ人と結婚する

だいたいザックリ4つのカテゴリーがあるかな?と思います。
それぞれ見ていきましょう。

 

駐在員とその家族

タイに特にバンコクに暮らす日本人の形態で一番多いのがこれですね!夫が駐在で奥さんと子ども帯同でタイに来ると言うパターンです。

 

スクンビットやサートーンエリアの外国人居住地エリアに住み、コンドミニアムも比較的きれいなところを借り、スーパーはフジスーパーなどの日系スーパーで買いものをします。

 

ほぼ,日本の生活をそのままタイにもって来てる感じです。それも生活レベルが上がった状態でです。


そびえ立つコンドミニアム群。都心のど真ん中の高級コンドミニアムに住むことが出来ます。

 

知人にタイ駐在になった!と言われたらいつも「あ、沖縄に住む感じだと思って大丈夫よ」と答えています。

 

それほどタイに暮らしながらも日本とほぼ同じように日本食を食べ、日本語で過ごせる環境が用意されているのがこの駐在員というカテゴリーです。

 

子ども達も日本人学校に通う子も多く、ほぼ地元のタイ人や外国人との接点もないような生活を送ることが出来ます。

 

それこそタイで暮らしながら日本の塾に通うことだってできますから!

 

タイに暮らしているという感覚はほとんどないんじゃない?とさえも思ってしまう位。

 

この記事をお読みのタイに駐在予定の方とご家族には、「どうか安心してタイに来てくださいね」と言える感じです。

 

駐在員のデメリットとしてはやはりタイに居れる期間が限られていると言う点です。

 

会社によっては駐在期間が10年とか平気に超えるところもありますが基本皆さん3年〜5年のスパンで帰国します。

 

ずっとタイにいたい!と思っている場合はちょっときびしいかなぁと思います。

 

現地採用としてタイに住む

タイで暮らすとなるとやはりまず仕事を探すと言うところから始める人多いでしょう。

 

タイで暮らす事が目的になっていた場合、やはり仕事はそれに付随する感じで着いてきます。もちろんタイで暮らすに当たって日本人が働く職場もあります。

 

タイで現地採用で採用されてタイに暮らすという方法です。

 

現地採用として採用されるには現地に来て就職斡旋をしてくれる業者に登録するのが一番一般的ですね。Googleなどで探してみると良いでしょう。いくつか直ぐにヒットします。

 

 

お給料面や待遇面は正直、駐在員とはかなり違います。お給料は日本人である場合、最低賃金が5万バーツと定められています。(約15万円)

 

ここからスタートだと思った方がベターです。日本語しか話せません・・・という場合はコールセンターなどの選択肢もありますがお給料が3万バーツほどです。(約9万円)

 

医療費や住居費などもかなり条件が駐在員と違います。補助はあるけど、家賃全額出してくれると言うことはほぼないと考えた方がいいです。


住むところがローカルになったり・・・😭

 

かなり条件が駐在員に近いような案件もありますが、この場合においては経験と能力そして語学力が求められます。月給10万バーツ〜20万バーツというのも聞いたことあります。

 

私も実際10万バーツでマネージャーをしたことがありましたが、かなりluckyな案件であったことと、スタートアップで会社が不安定であったという事が関係していました。

 

日本から新卒でパッと来てタイ語も英語も話せないし、社会人経験がないとなると正直少しきびしいです。数年日本で経験を積んできてからタイにそのキャリアを持ってきた方がベターです。

 

タイで暮らす、特にバンコクに特定した場合,現地採用として暮らすのは少し金銭的に厳しいと言えます。

 

もし、あなたが独身で子どももいなくてタイが好きでタイで暮らしたい!というのであれば、やれなくはない給料をもらうことができると言う事は言えます。

 

 

ただ、貯金などが厳しいです。日本に帰るにも飛行機代やあちらでの買いものなどを考えると、結構厳しいと思います。

 

本人がどうやって暮らしたいか?生活レベルをどこに持っていくか?と言うところですが、左うちわで悠々自適という感じではないと言うことだけはお伝えできます。

 

メリットは、会社のつごうで帰国せずに済む。自分の選択でタイで暮らせると言うところですね。

起業してタイで暮らす

タイで暮らすにあたっての起業という選択肢もあります。
実際に友人でこちらで起業していて成功してる例もあります!すごいです!

 


自分の会社を作って頑張る日本人女性もいます!

 

まず、一つ言えることは「タイだから起業が簡単」と思うのは大きな間違いです。
日本人は日本では優遇されるように、自国民以外が外国で起業するとなると日本以上に大変です。

 

タイで暮らしたいから起業するというのは正直本末転倒かな?と思います。
起業したい、チャンスがあった結果それがタイだった。という方が正しいでしょう。

 

因みに、タイで起業使用と思ったら200万バーツ(約600万円)の資本金が必要で、日本人1人に対してタイ人を4人雇用する必要があったり、タイ人と株式を折半する必要があります。(基本的にいろいろ抜け道はあると思いますが)

 

信頼出来るタイ人を探して、4人以上のタイ人を雇用して、資本金を600万円用意するというだけでかなりハードルが高いのが分かります。

 

それプラス、日本人のビザやワークパーミットなどかなりたくさんの事をこなさなくてはならないのが現状です。

 

日本人は日本で起業するのが一番楽です。本当に。

 

タイに限らず外国では日本で成功できなかったから外国に打って出たんだ!というパターンが正直一番危険だと個人的には思います。

 

しかし、実際に起業して成功している日本人も多数います。そしてタイで暮らし、タイの社会に貢献している姿を見ると本当にかっこいいなぁと思う次第です。

 

メリットは自分がしたいことをしたいだけ出来る事ですね!もちろん在タイ年数も自分次第。収入も自分次第。すべてが自分次第なのがタイで起業して暮らすという選択肢です。

 

ノマドワーカーとしてタイで暮らす

タイに暮らすノマドワーカーは多いですね。欧米人も多くてタイの生活費の安いところで住み、仕事はインターネットを通じて自国などの商売をするというパターンです。

 

タイだけで暮らすというより移動しながら暮らしている人も多いですね。タイでもコーワーキングスペースがそこそこ出来ているのでパソコン一台を持って颯爽と仕事をする姿は結構かっこいいなぁと思います。

 

ノマドの場合に問題になってくるのがビザ。

日本人はノービザで29泊30日までタイに滞在可能ですが、それ以上になると一旦国外にでて再度入国してくるか、別に観光ビザをとってくるか、イミグレーションで1900バーツ払って延長するか?が選択肢になります。

 

つまり伸ばせても30日単位です。

ある程度ノマドワーカーとしてタイで暮らそうと思ったらビザを取ってくると安心だと思います。

 

観光ビザなら3ヶ月ののシングルと6ヶ月ののマルチがあります。これは日本のタイ大使館(東京)タイ領事館(大阪)で取る事が出来ます。国外にちょくちょく出るようなら特にビザは必要ないですね。

 

ノマドワーカーとしてタイに住むメリットは生活費の割には得られる生活レベルの高さ。デメリットはビザ問題ですね。

 

 

タイ人と結婚してタイに住む

タイ人と結婚して拠点をタイにしたら当然タイで暮らす事が出来ます。

タイ人男性と結婚する日本人女性、タイ人女性と結婚する日本人男性という2つのパターンがあります。

 

圧倒的に日本人男性とタイ人女性のカップルの方がおおいですね。

 

タイ人と結婚して得られるビザがOビザという種別です。こちらは永住ビザでは無く毎年の更新が必要になります。

 

タイ人と結婚している日本人は働いている人が多いですね。タイ人と結婚する場合は相手の出身でずいぶん生活様式や金銭感覚が違いますのでそこら辺の見極めは必要です。

 

日本人駐在員と同じような生活を出来る場合もあるし、現地のタイ人中間層と同じような暮らしがやっとという場合も有ります。

これは本当に結婚した相手でずいぶん変わりますね。日本人男性と結婚したタイ人女性もしかり。

 

日本よりわかりやすく自分の立ち位置がわかるのがタイ人との結婚で得た自分の立場だと思います。結構残酷だなぁと思います。

 

タイで暮らすパターン5つ

・駐在員としてタイで暮らす
・現地採用としてタイで暮らす
・起業してタイで暮らす
・ノマドワーカーとしてタイで暮らす
・タイ人と結婚してタイで暮らす