タイで仕事をすると決めたら気になる語学力。
タイ語は話せるけど、英語は話せない・・・。
英語は話せるけど、タイ語は話せない・・・。
なんなら両方話せます。
いろんな方がいますよね。ぶっちゃけタイで仕事をするときに英語は必要?という質問には『働く場所によります』という答えしか返せません・・・。
タイで仕事をするときの環境が日本よりバラエティーに富んでいるから。その分チャンスも多いってことです。
では、タイで仕事するのに英語が必要か?をケースごとに見ていきたいと思います。
タイで英語力が必要な職場とは?
タイで仕事をする上で英語が必要だと思われるのは、外資系、タイの会社、日系の会社です。
基本、タイでも英語が必要な仕事の案件は『英語 ビジネスレベル』と言われるところがお多いです。
ビジネスレベルってどんなレベルだよ。と思いますが。
個人的には英語で仕事が遂行できるレベルだと思っています。
つまり・・・
仕事相手の言ってることが理解できて、
それに対する返事ができる。
英語スピーキング、リスニング、ライティング、リーディングのすべてが業務遂行レベルに達してるか。というところだと思います。
一概にTOEICに当てはめるのは難しいですが、800点ほどあれば自身を持ってなんとかなります!といえるのではないでしょうか。
逆にTOEICがなくても業務遂行レベルで英語が話せるとOKです。
自身の日本でのキャリアが同じ分野で、その専門知識が存分にあれば英語力が足りなくても全然問題なく業務を遂行することができるときもあります。
たとえば技術職なんてまさにそう。
機械や専門的な知識はお互いにその知識があるので、単語で話しても十分わかり合うことができます。
その場合は逆に英語ができても専門知識がないと言ってることが全くわからないのです。
タイで外資系で働く
タイで英語が必要な場合で一番に考えられるのが外資系。
外資系の会計事務所とか法律事務所とかがまず考えられます。
そうなると上司や自国のオフィスとの意思疎通は英語になりますのでどうしても英語力が必要になります。
もちろん英語ビジネスレベルが求められます。
お給料も高いイメージですが成果をあげないとクビ切られちゃいます。
以前、外資系のリクルート会社で働いていたことがあったのですが、いきなりクビ切られました。びっくり。
なして?という感じでしたが上司のワンマンでいきなりクビを切るっていうのが外資系なのかなぁ・・と。気に入らないならまず話してよ・・・って思いましたがw
そこは離職率も高かったので英語ができるのは当たり前、そして仕事ができるのが当たり前というのが外資系の文化なのかな?と思っています。
私は英語を話すのですが私のこれまでの職務経験からあまりタイで日系でもなく、タイ系の会社じゃない仕事を紹介されるチャンスが少なかったです。
私の周りでは英語が話せる人は国連、インターナショナルスクール、外資系のファームなどで働いている人が多いです。みんな優秀!
タイで日系企業で働く場合の英語力
現在私はタイの日系企業で働いていますが、英語力正直ほぼいらない・・・。社内文書などは英語の場合があるので多少のリーディング力があればほぼ事足ります。
これも会社によるという感じですが、日系の会社の場合は日本語力とタイ語力のほうがもとめられる傾向があります。
タイの日系会社でもマネージャークラスのタイ人と仕事をする場合は、英語力が必要になる事もあります。
タイ人でもスタッフレベルは厳しくても、マネージャーレベルはある程度英語が話せたりなんならすごい流暢だったりします。
タイの日系企業では部署によるのかなぁという気もしなくはありません。
例えばASEAN地域の統括部署がある場合は当然ASEAN他国の部署との連携があります。
その場合は当然共通言語としての英語を使います。
いきなりマレー語とか無理ですから・・・。
あと傾向として日系の企業でも大企業はやはり英語での文書やメールを最低でも理解しておいたほうがいいですね。大企業は社内文書がそもそも英語だったりします。
グローバル展開してたらそらそうだ。という感じですが。
当然日本人上司も英語が話せる人が多かったり、タイ人のスタッフも英語が話せたりします。
そうなったらそら英語力はマスト。外資系で求められるレベルは必要になってくるでしょう。
仕事を探す段階で、要英語力とか英語ビジネスレベルとか書かれているのでご自身の英語力と合わせて就職活動をするといいと思います。
タイに来たばかりの方なら当然いきなりタイ語より英語のほうがハードルがひくいのではないでしょうか・・・。まずある程度の英語力でなんとかなる職場を探しのちにタイ語力を上げて転職するなどがおすすめです。
タイでタイ企業で働く
意外とこの仕事の場合のほうが英語力が求められるような気がします・・・。
タイ企業で外国人を雇うのですから当然まずは英語での会話が想定されています。
私の友人が働いていたタイのIT系の企業は結構バラエティーに飛ぶ国籍の社員が働いており、共通言語は英語でしたね。
タイの企業で働く上での英語力というのであればタイの外国人御用達の病院なども英語力があったほうが絶対にいいです。社内の会話はタイ語が多かったようですがやっぱりなんだかんだと英語が必要だったようです。
社内のレポートや自身の考課表などは英語だったそうです。
でも、タイの企業ですから英語を話す相手もタイ人スタッフ。お互いに第二外国語ですからペラッペラに話す必要がなく業務遂行に必要な英語力があればOKです。
私の友人二人もペラッペラではないものの英語で意思疎通ができるレベルでした。
結局タイで働くの上で英語力は必要なのか?
これは声を大にして言いたいのですが・・・
英語ができたほうが絶対にお得!!!
その理由は・・
● 単純に仕事を選ぶ際の選択肢が増える
● 業務遂行レベルが上がる(マネージャークラスになるポテンシャルがある)
● タイ人の教育レベルの高い人たちと仕事ができる
● 日本語しかできない上司に頼りにしてもらえる。結果、自分の人材として価値が上がります。
英語なんてできないよーなんておっしゃるあなた。
大丈夫です。ぺらっぺらのネイティブみたいな英語を話す必要なんてないんですよ!
しつこいようですが必要な英語力は業務を遂行できるか否か?そこなんです。
専門知識でカバーする、経験でカバーする、普通の人よりちょっとできる英語力を実践で伸ばす。
本当にこれからスタートです。
タイは英語ネイティブ環境じゃないのでお互いに第二外国語です。
ネイティブのようにまくしたてるような英語を話すより、シンプルでわかりやすい英語が一番。これほんとそう思います。
あなたが今タイで英語を使う仕事をさがしていたとしたら、
いろんなエージェントに英語を使う仕事をオファーしてもらいながら、面接で必要な英語力を探ればいいのです。
英語で仕事なんて無理!なんてもったいない。
まずはトライ。そもそも無理なら面接通らないのでチャンレンジする精神は必要です。
外国ではすこしでもできると『できます!』という図太さも必要です。
(全くできないのはNGですよ・・すこしでもできればOK)
その結果、あなたが幸せならいいんじゃないかな?と思います。
ここはタイ。
ネイティブのようなペラペラの英語力じゃなくても英語を使う仕事につける機会は日本よりはるかに多いです。
あとはチャレンジ精神かな?と思います。