お金と生活

タイにはまだ普通にある狂犬病について|その予防と万が一噛まれたらどうする?

タイには野良犬が結構そこら辺中にいます。バンコクのような大都市でも普通に見ます。

 

 

今日は野良犬の危険性について書きたいと思います。タイの路上には野良犬がいることがままあります。お寺などではなんだか群れになって現れたりもします。

奴らは夜になると元気になるのでなかなか注意が必要です。

吠えられて怖い思いをした経験がある人もいるのではないでしょうか?屋台のまわりや、市場などには群れ単位(?)で住みついています。

餌をやる人がいるので、ずっとそこに住みついてしまうのです。

 

小さな子イヌなど、愛らしくてかわいいですが、触りたい気持ちをぐっと抑えてください。コンビニの入り口にどっかり寝てる犬もちょいちょい見ると思います。

 

タイで狂犬病は珍しい病気ではありません。人数は多くありませんが、毎年数十人狂犬病でなくなっています。その大半が子犬に噛まれて発症しています。

 

野良猫に手を出してひっかかれても危険です。

 

狂犬病は日本にはもう「ない」とされている病気です。しかしタイでは「あり」です。

 

狂犬病の恐ろしさは、発症してしまうと100%死にいたる、ことです。狂犬病の詳しい内容はこちら のサイトを参照してください。

 

犬にかまれてウィルスに感染しても潜伏期間にしかるべき措置をすれば死にいたらずに済みます。

 

タイで犬に噛まれたら、即病院に行ってください!!!

 

ちなみに私は5本注射を打ちました。自宅の犬にがっつりやられたのですが、自宅の犬でも注射しておきなさい!と言われて当日、3日後、1週間後、2週間後、1ヶ月後をやりましたね。

 

噛まれた犬の経過観察ができるなら14日その動物を観察して、特に狂犬病でないようなら大丈夫みたいですが・・・でもやっぱり噛まれたら注射しておいた方がいいです。なんせ発症したら治らない怖ろしい病気です。

 

私のまわりのタイ人は、すくなくとも犬に噛まれたら即病院に行きます。信頼できる人の飼い犬ならまだしも、そうでない路上の犬ならお金がなくても病院に行きます。

 

タイ人には犬に噛まれたというと何を置いても直ぐ病院にいきなさい!と言われます。タイ人は犬にかまれたとき恐ろしさを知っているのです。

 

じゃ、なんで野良犬がこんなにいっぱいいるのだ?危険だったら排除しないのか?
と聞かれると困るのですが・・・・。まぁそこがタイです。(笑)

このあたりのタイ人のキャラについてもいつか語りたいと思います。

一度私の旦那ががっつり野良犬に噛まれたときのこと。普通に歩いていたらいきなりかみついてきたそうです。

外国人専用の病院でしたので、注射が3万バーツ(約10万円)でした。
注射は3回しないといけないので、トータル5万バーツ(約17万円)近く程でした。

 

もしあなたが海外旅行保険に加入していなかったとして、犬に噛まれたら・・・。どうします?自己負担でこれだけ払わなくてはなりません。

 

タイに渡航する前には、海外旅行保険に加入するか、もしくは犬にかまれないように注意して行動するかです。かわいいからといって野犬に手を出さないことです!

 

滅多に噛まれないとは思いますが、犬を触る、子犬と遊ぶ、この辺の行為は慎んだ方が賢明でしょう。チャドチャックなどで売られている犬たちも、怪しいものです。触らない限ります。

 

長期でタイに滞在されるなら、予防接種をお勧めします。各自治体に問い合わせれば狂犬病のワクチンを接種できる病院を紹介してもらえます。

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犬に噛まれたら下記病院が日本語対応してくれます

サミティーベート病院 

バンコク病院

バムルンラート病院

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バムルンラート病院は日本語対応化ですが上記2病院の方が日本語対応がいいです。特にサミティベート病院は日本語窓口が充実していてかなり心強いです。