タイで仕事をするときに語学力がいかほどあればいいのか?
気になるところですよね?
これだけ日本人が多く、日本企業も多く進出しているたいですが、
やはりここは外国。
日本語以外の語学力はあるに越したことはありません!
具体的にどんな感じで語学力が必要なのか?を見ていきたいと思います。そして一体どれくらい語学ができたらいいの?というところにも私なりの見解をお話したいと思います。
タイで仕事をするのに日本語のみでは辛い理由
タイで仕事をするとなると・・・。やっぱりまず気になるところは日本語のみでOKかといところ。
日本語のみでOKなところはありますよ。
でも以前の記事でも述べたように待遇があまりよろしくありません。
最低賃金のもっと下のイメージです。
雇う側からすると当然ですよね。だって日本語しか話せないとなると、業務範囲がとても狭くなります。
そして多くの会社にはタイ人スタッフがいるわけで、
そのスタッフとの会話が当然タイ語か英語なわけです。
では・・・
どのくらいの語学力があればいいのか?
英語、タイ語ともまずは日常会話レベルを目指すべきだと考えます。
じゃあその日常会話ってどれくらいだよ?
そう思いますよね。
これまでのタイで暮らした経験、働いた経験からリクルート会社や企業がいう日常会話とは・・・ペラペラっていう感じでスムーズな英語ではないものの意思疎通がなんとかできるレベルだといえます。
とつとつと話せてていればOK。
単語のみ並べて話すのは日常会話レベルではありません。
長い文章を話されるともうわからなくなるので、
基本、短文をつなげて意思疎通をする。
これだけ聞くと割と手が届きそうではないですか?
そうです!
とりあえず短い文章をつないで意思疎通、業務ができるならそれでOK.
特に仕事となると仕事の内容が日本語でわかっていたら、
大体の会話で意思疎通ができます。
まずは目指すべきは『日常会話レベル』です。
TOEICで言えば600点ほどでしょうか?
タイ語検定でいったら3級あたり?
こういった検定試験は会話力を測ることができないので、一概にはいえませんが・・・。
まぁ。TOEIC600点あればビジネスメールは読めるでしょうし、
タイ語検定3級あれば基本的なタイ語の単語もわかるしタイ語の文法力もあるはずです。
基礎力があればとりあえずの業務や会話はできるようになります。
とりあえず『ネイティブは目指さず簡単な単語や文をつないで意思疎通をする』
この意識が必要だと思います。
あと、外国語は間違えてもあたりまえ!
そう思えるメンタルもめっちゃ必要です。
間違えてなんぼ。通じて当たり前。
そう思う鉄のメンタルで望んでください。
タイで仕事をするのに英語ができたほうが得?それともタイ語?
タイで仕事をするときに英語かタイ語か問題がありますが・・・。
個人的には英語>タイ語だと感じています。
タイ人スタッフでそれこそ英語ペラペラじゃないですが、
ある程度話せる人はそこそこいます。
特に日本人を求人するのは日系企業が圧倒的に多いので、
タイ人スタッフからすると外資系に務めているようなものです。
なのである程度の英語力がある人がいるケースが多いです。
そして私達日本人サイドからみても、未知のタイ語より曲りなりとも中高大と学んだ英語のほうがタイ語より遥かにとっつきやすいというかなれています。
英語を話せさえすればタイ人スタッフとの意思疎通可能範囲がぐっと広がります。
もしこれがタイ語ならもっと伝わりやすくなります。
私が務めている会社は日系企業ですが、
最近親会社が変わりよりグローバルになった印象があります。
急に社内に回す文書も英語が絡んで来るようになってきて、
タイ人スタッフたちも英語力の必要性を感じだしています。
日本人駐在員はやはりなんとか理解できる言語が英語なので、
英語で話す機会が多いのが現状です。
いくら通訳を介しても社内通訳のレベルが高ければいいですが、
スタッフの通訳レベルがあまり高くない場合は業務に関わる者同士、
英語を使って話したほうが通じやすい場合も非常に多いです。
結論から言うと、英語を磨くことは自身のステップアップになりますし、
実際に応募できる求人の案件もぐっと広まります。
わたしなどタイ語通訳枠でインタビューに行ったのですが、
最近割と英語を使っていますね・・・。
ちなみに英語を話せるとタイからASEANの国々と絡む仕事も任せてもらえるので、
これも非常に大きなチャンスです。
日系企業だけではなくて外資系企業への転職の機会も生まれます。
タイ語力も持ちろん大切ですが読み書きまでもも勉強して使い物になるまでのリードタイムが英語よりも長いと感じます。
ちなみに・・・
私、タイ語話しますが読み書き相当弱いです。
なんなら文盲に近いです。
しかし英語では読み書きができますのでその部分を英語で補っている感じですね。
結論。
まだ未知の言語ではない英語をブラッシュアップしたほうが、
効率がいいので英語をまず勉強したほうがいいのではないか?
というのが私の個人的な意見です。
タイ語は音も単語も未知の世界過ぎて、簡単な単語さえタイ語で言えませんよね?
たとえばテーブルやデスクなどすぐ意味がわかるような単語でさえ、
タイ語でなんていうか知ってますか?
すべてがそうなのでタイに来たばっかりだったり、タイ語を勉強し始めたばかりだったらかなり厳しいのでは?
合理性を考えて英語の方に軍配があがると感じます。
タイで仕事するには英語とタイ語が話せるべきか?
結論から言うとタイで仕事をするにあたって英語とタイ語の2つとも話せると有利です。
今人事にいるので割と求人を見る機会があるのですが、一つの言語を話せる人材は結構います。しかし二言語話(英語とタイ語)を話せるとなると数が一気に競合がへりますね。
恐ろしいことにタイでの求職者のリストを見ると、絶対にタイ語力と英語力の2つの語学力を記載する欄があるんです。
それにもっと恐ろしいことにビジネスレベルとかだったらハイライトされてるんですよ!
当然キャリアがあっての上での語学力ではありますが、
やはり語学力が高い人はお給料も高い傾向にあります。
日本人求職者だけではなくてタイ人求職者もその傾向が高いです。
もし、自分を高く売りたい、タイで仕事をしてキャリアアップをかんがえているのなら、
英語力、タイ語力を高める努力はする必要が絶対にあると思います。
前述したとおりなにもペラッペラである必要はありません。
業務遂行ができるレベル。短文をつないで意思疎通ができるレベル。
まずはこれを目指すべきだと思います。
外国では自分の価値をアップしてキャリアを積むには語学力はマスト。
タイで仕事をするにあたり、もっと責任のある仕事をしたいなら語学力を磨いてソンは絶対にありませんから!
タイで仕事をするのに語学力まとめ
● ペラペラを目指さず日常会話を成立させる
● 長文をつくらない!短文をつないで意思疎通をする
● タイで仕事を探すときは英語力、タイ語力を測られる
● 英語とタイ語をそこそこ話せる人は少ない!ここを目指すのもあり。