お金と生活

タイでメイドさんを雇う|相場、チップ、ボーナス、退職金などは必要?

タイに来てメイドさんを雇う機会がある人は多いと思います。
ちなみに私ももう10年以上もメイドさんを雇っています。

物価というより人件費が日本より安いタイでメイドさんを雇いやすいという状況です。

しかし、最近のタイのコンドミニアムの部屋があまり広くないこともあり、
タイ駐在の家族でもメイドを雇っていないところも多いですね。

では実際にタイでメイドを雇うときの相場、チップ、ボーナス、退職金について調べてみました!

タイでメイドを雇うときの相場はいくら?

これは日本人居住エリアでの相場と考えてください。

住み込みか通いかというところでは、
タイ駐在の方で住み込みを雇っている人は少数派です。

ここでは外国人居住エリアでの通いのメイドさんを想定してお話しますね。

大体周りの日本人に聞いたところ、
午前と午後に分けて雇っているところが多いです。

午前 8時〜12時

午後 13時〜16時

週に3回ほどで月に6000バーツ(約2万1千円)
週5回来てもらったら9000〜10000バーツ程度(約3万5千円)

これは午前午後それぞれの月給です。
午前でも午後でもそれだけの時間を働いてもらう場合は大体上記の値段になります。

 

時間は大体こんな感じで分けているところが多いです。
フルタイムで毎日というところは私の周りでは少ないです。

 

メイドさんもコンドミニアムのお部屋なので掃除、洗濯、食器洗いなどしても、
アイロンがけを少ししたとしても午前中や午後の4時間で仕事が終わるようです。

人によっては洗濯やアイロンがけをお願いしない場合もあります。
若いメイドさんならアイロンがけできません。という人もいます。

フルタイムで週に5回来てもらったらおそらく2万バーツほど?
ここは交渉できるでしょうが通いのほうが高くなる傾向にあります。

 

住み込みのメイドさんなら1万6千バーツ(約7万円)ほどでしょう。

日本人居住エリアでよくあるのが働いた分だけお給料を払うのではなく、
月のお給料として渡すのが普通のようです。

この場合は例えばタイの休日に当たるとメイドさんは休みます。
休んでも月給から差し引いてはいけません。

休日に働いて貰う場合は予め値段交渉をしておく必要があります。

 

私は以前通いのメイドさんに来てもらっていた事があるのですが、
仕事に来なければお金は払いませんでした。

 

なぜか日本人居住エリアでは月給制になってるのが不思議です。

 



これが例えばメイドさんが日本語が話せるとか、日本料理ができるとかスペシャルスキルがあった場合は相場より高くなる可能性も大です。



 

タイで週に3回4時間ほど来てもらうと6000バーツほど、
週に5回来てもらうと10000バーツほどが相場かな?と思います。




 

タイでメイドさんを雇った場合のチップは払う必要があるか?

日本人がなれないチップという制度。
タイでは割とチップ。あります。

マッサージ店(怪しくない方の)や美容院、ドライバーさんへのチップは結構普通です。

では、タイで雇ったメイドさんにもチップは必要?

結論から言うと私は個人的に必要な場合がある。と考えています。

 



そもそもチップは、なにかサービスをしてもらったり、こちらから感謝の気持ちを表すときに払うものと思っています。



 

メイドさんの件で当てはめると、
部屋が汚れすぎていたり、食器をためすぎていたり、洗濯ものが大量にあったり・・・

 

上記のように通常のメイドさんの業務量を遥かに超えているときにはやはりチップを払ってあげたほうがベターだと思います。

 

そもそも、お給料を払ってるんだから必要ないんじゃない?

そういう意見もありそうですね。

たしかにそれも一理あります。


しかしチップは”単にお金をあげた”という事実よりももっと大きな意味があります。

それは・・・・

・気持ちよく仕事をしてもらう

・今後なにか無理が頼みやすくなる

・自分の用事を優先してくれる

・感謝の気持ちがわかりやすく伝えられる
・結果、長く勤めてくれる

そういった利点があります。

チップは別にたくさん上げる必要はありません。


例えば今日はたくさん食器洗いがあったなぁ・・と言うときはチップ100バーツ
今日は無理言っていろいろさせちゃったなぁと思ったらチップ200バーツなど。

日本円で1000円に満たない程度のチップでもめちゃくちゃ喜んでくれます。

結果お互いが気持ちよく過ごせるならせいぜいスタバでコーヒー1杯程度のお金なので、
メイドさんにチップを払うのもお互いにウィンウィンと考えるといいと思います。

 

タイでメイドさんを雇うときにボーナスは必要?

基本的に月払いしているうちではボーナスを支払っていることが多いようです。

基本、メイドさんにはボーナスをあげるものだと思ってください。



 

我が家の住み込みのメイドさんには年間1ヶ月程度のボーナスをあげています。
あげるタイミングは年末だったりタイのお正月(4月)だったりですね。

 

大体お給料1ヶ月程度でなはいでしょうか?

 

多くて2ヶ月程度。これはそのメイドさんの働きに応じであげる感じです。

ボーナスは基本必須です。

 

これはメイドさん本人が言い出さない事が多いですが、
慣習?としてボーナスをあげる家庭が多いのでもらえないとメイドさんも”もらえなかった”と思ってしまうようです。

 

日本人家庭ではボーナスは年末に支給するところが多いようです。
タイミング的にボーナスは年末というのはわかる気がしますね。

 

その場合は、タイ正月には1000バーツほど正月に帰郷する際の交通費をあげると喜ばれます。

 

タイでメイドを雇う場合の退職金について

退職金まであるの!?と思われたかもしれませんが・・・。

 

一応あります。
私もいつかうちのイドさんがやめるときには勤続年数分の退職金をあげようと思っています。

 

10年以上働いてくれているので怖いですがw

 

退職金に関しては”働いてもらった年数✕月給”これが相場かと思います。

例えば月に1万バーツのメイドさんに3年間働いてもらったら、
その退職金は3万バーツになります。

 

ちなみに本帰国が決まった場合はメイドさんの次の雇用先を探してあげる人も多いです。
(これは必須ではありません)

 

いい人なら自然に紹介したくなりますよね。

 

もしこちらから何らかの理由があって解雇する場合は、
1ヶ月前には通知をしてください。

そして退職金を払う。という流れになります。

メイドさんが自己都合で辞める場合もその内容によりますが、
双方が納得する形なら退職金を払ってあげるといいでしょう。

 

メイドさんも人間ですから合う合わないがあります。
あの人はいい人って言ってたけど、ぺちゃくちゃおしゃべりが多くてあまり好きじゃない。

そう思うケースもあります。

 

一度雇ってもメイドさんを変更することは普通のことですので不満に思いながら雇い続ける必要はありませんよ。

●タイでメイドさんを雇う●

・ 相場は週3回1日4時間程度で月給6000バーツ程度
・ チップは時と場合に応じてあげる
・ チップは自分がメイドさんに頼み事をしやすくするためにするものと心得る
・ ボーナスは年末に1ヶ月分ほど
・ 退職金は月額✕勤続年数程度