日々の気づきやつぶやき

タイ人にとって働くという事について考えた

タイ人の夫を持つ友人と話す中で気がついたことがあったが・・・。
タイ人の仕事に対する考え方って日本人と違うよね?

という話で合意をした話を一つ。

タイ人は自分のビジネスを持つ人が多い

私の夫は普通に会社員で、サラリーマンだが、
周りを見渡すと結構自営業や自分の会社を持っている人が結構多い

私の住むムーバーン(マンションの一室を一軒家にしたような住居形態)
でも経営者が多い。

成功したらしく、急にポルシェに乗り出した人もいる。

私の友人の夫も元々会社員だったのだが、
リストラにあい自営業を始めたという。

日本人ならブルーになるような経歴かもしれないが、
タイでは別に「へえー」そうなんだ。という感じ。

起業や自分でビジネスをすることに対する、
ハードルが日本人より低いなぁと感じる。

多分、日本で起業するとなると、
ある程度まとまった資金が必要なのか?
それとも、日本人らしい完璧主義が邪魔するのか?

結構、勇気が必要な気がするが、
タイ人はそれを軽やかに乗り越える。

『だめだったら、一旦会社員に戻ってまたトライすればいい』

なんだかそんな声が聞こえてくるようだ。

転職のハードルが低いというのももう一つの要因だと思う。

日本では転職回数が多いとあまり良くないようだが(昭和の感覚か?)
タイでは転職でステップアップする人が多い。

とはいえ、あまりに転職回数が多すぎると、
若干心配にはなるが・・・。

事業がだめでも、会社員をやればいい。
会社員がだめだったら、自分でビジネスをすればいい。

そんな人が日本人よりタイ人の方が多い感覚だ。
やっぱりタイ人は自由を求めるキャラが多いんだなぁと思う。

ある意味羨ましい。

副業は当たり前?SNSを駆使して働く女子

以前働いていた日本の会社で、
若いスタッフが副業をしていた。

自分がいいと思った石鹸を仕入れて
SNSで売っていたのだ。

最初サンプルでもらった時、
これのどこがいいの?と思ったものの、
使いだしたら結構よくリピ買いしていた。

この子だけだと思っていたが、
なんと経理の黒髪がつやつやのヘアー美人の女の子も、
自分が作ったトリートメントをSNSを通じて売っていた。

会社でも堂々と自分の商品をPR。
上司だった私にもガンガンPR。
もちろん顔出しでどんどんPR

商魂たくましく、強い。タイガールたち。

そのうち、石鹸を売っていた子は、
月収が5万バーツを超え会社をやめて独立。
結構すごい!

経理の子は、自分のスキルがあるので、
仕事はやめず副業と仕事のWインカムを実現していた。

日本は副業と言ってもまだちょっと後ろめたいような、
そんな感じがあるイメージ。
まだ副業禁止の会社もあるというし。

タイの方が実は先進国なのかもしれないし、
日本で言う経済的自由そして会社に縛られない働き方。

これをすでにFIREが話題なる前から、
密かに実現していた人たちが周りにいた!

と今気がついた。
時代が彼女たちに追いついてきたようだ

 

タイ人は会社員の恩恵が少ない?

これも気がついて、おお!と思ったのだが・・・。
日本って会社の恩恵が大きいなぁ。と。

確かに社会保険料やら年金やら税金がっぽり持っていかれるものの、
厚生年金などというスヴァらしい制度があるし、
福利厚生などもしっかりしてる。

だって、会社に行くのに交通費出してくれるってなに?
タイはよっぽどのことがないと自費です。

保険だって、日本は健康保険組合という神のような存在があるけど、
タイは無い。

会社によってはプロビデントファンドがあったり、
健康保険に入ってくれるところもあるが、
全部の会社にそれがあるわけではない。

結局のところ、保険も老後も会社がなんとかしてくれるって感覚は、
正直あまりない。

 

最終自分でなんとかする。
というのがタイの会社員なんだろうな。

これぞ究極の自己責任。

自分の命や老後は自分でなんとかする前提での、
会社員だから・・・

そりゃ日本に比べて会社に属するメリットは少ないんじゃないかな?とも思うのである。(個人的にね)

もちろん、日本並やそれ以上の福利厚生がある会社もあるかもしれない。
でも残念ながら私はこれまでその恩恵に預かれてないのである・・・。

ということで、、、

日本の会社員ほど会社員であるメリットが少ないような気がするのが、
タイで会社員をする事なのだろうと思う。(個人の感想です)

だからか、、、社畜があまり生まれない土壌なのもしれん。
いや、タイ人でも働く人はめっちゃ働くし、
これは人によるのかも。