タイで働く

タイの現地採用の現実は悲惨か否か

タイ現地採用というフレーズにやたら敏感な今日このごろです。なぜなら私も現地採用で働いてるから。

そういえば、よくタイ現地作用 悲惨、現実とかそういったキーワードを見ます。

では実際のところそこはどうなの?というのを個人的にお話したいと思います。完全に私の経験からしか語っていないので「私は違う!!」と言われたら困っちゃいますが・・。

サンプルのうちの一つとしてご参考までに聞いてくださいね。
タイの現地採用の現実は悲惨なのでしょうか?

さて!いってみましょう。

タイの現地採用の現実とは?

ここまでぐでぐでとタイの現地採用と駐在員との待遇の違いを悲しんだりしてみましたが・・・・。。

つまるところ自分自身が納得してるかどうか?なんですよね。私のグダグダとクダを巻いている記事も合わせて御覧ください。

はい。完全なヒガミですよね・・・いいなぁ。駐在員はという溢れ出る気持ちが表現されています。

とはいえ、負け惜しみではないですが今の生活も決っして不満ではないんですよ。言い訳っぽく聞こえますがw

私の待遇を結構具体的にお伝えしたいと思います。

手取り8万バーツ
運転手付き
ガソリン、高速代
賞与年1ヶ月程度
医療保険(保険金年間4万バーツほど)

こう書くとなかなか現地採用でも悪くない待遇のような気がします。

 

私は語学力だけはあります。
現地採用ではやっぱり経験も大切ですが語学力は問われます。

 

実務経験はあまりないのですがね・・・ちょっと特殊な仕事してたので。

 

タイ人日本人の間で橋渡しをする役もおおいのでどうしても語学力は求められがちです。
その部分が大きいので大した経歴ではない私ですが、そこそこの条件で採用されたんだと思います。

 

現地採用の現実という文字面では悲惨な感じがしますが、私は個人的にさほど悪くない現実だと思います。

その代わり残業代も付きませんけどね。マネージャー職なので。

 




 

ではお給料がこの水準より安ければ現実的にタイで生活するのはキツいかというと、それもそうではありません。

 

タイの現地採用の最低賃金である5万バーツもらえたら、”贅沢しなければ”十分にやっていけるお給料だと思います。

しかしそれは・・・・貯金ができないという現実を見なくてはなりませんが。

 

私の友人で40代の独身女性でタイで現地採用として働いている人も結構います。
みんないくらお給料をもらっているか知りませんが(聞けない・・・)みな幸せそうです。

 

 

日本のしがらみから離れて、自分が自分でいられる環境を謳歌して楽しみながら暮らしている現地採用もたくさんいます。

 

 

一人40代女性で現地採用で働いている友人がいましたが、お給料がやっぱり5万バーツ程度でした。その代わりボーナスは30万バーツほどあったようですがそれでも帰国して買い物をしたり飲み食いしたら全然残らない。

 

そう言ってタイで得た経験と語学力で素晴らしい転職をして日本に帰っていきました。

今の時点でのタイでの現地採用の現実というマイナスなイメージで見るのではなく、タイでの経験と得た語学力を生かして次にステップアップできれば現地採用バンザイとなるわけです。

 

なぜなら・・・

お給料もらって学ばしてもらえるものだから。

タイの現地採用悪くないですよ?

 

タイの現地採用は悲惨か?

これもタイの現地採用って言うところではよく聞くフレーズ。

はっきり言ってこれは本当に個人がどう捉えるか。しかありませんね。

 

お給料面だけみたらそら、駐在員とくらべて落ち込みますよ?「え?私ってその扱いなわけ?」と。それこそ悲惨。




 

5万バーツとか6万バーツとかもらってても、バンコクでの生活費はなかなか高いしそれで一時帰国だって会社が面倒見てくれるわけでもないので自腹。

 

 

いくらLCCとか乗っても一時帰国するとなると結構な出費になるのです!

 

でも例えばタイの現地採用の底辺のような言われて方をしてる、コールセンターだって月に3万バーツもらえるわけです。

 

20年近く同じ会社で働いてきた事務職のスタッフだって4万バーツもらえてるかどうかですからね。そう思うとタイ人にくらべて日本人の現地採用は高給取りなのです。

 

しかし日本人駐在員と同じ暮らしをタイでしようと思ったら、そりゃ悲惨です。

だって暮らしのレベルが全然違うんですから。外国人居住区に住めないし、ゴルフに行けないし、メイドさんや運転手いないし、家賃だって自腹。

 

そりゃーその部分にフォーカスしたらタイの現地採用は悲惨としか言いようがありません。

 

しかし、自分が日本のしがらみから離れて今のびのびと自分らしく暮らせているなら、逆に駐在員の生活のほうが悲惨ですし。

自分がタイにずっと住みたいと思って現地採用でここで働くという選択肢を選んできたとしたら、会社命令で帰国させられない現地採用のほうが幸せなわけです。

 

実際、駐在員やっててタイで数年働くうちに日本に帰りたくなくなっちゃって(色んな事情がありますが・・・ふふふ)帰任の辞令が出たタイミングで現地採用になった人だっています。

 

なんでわざわざ・・・・と思っていたのですが、自分がどの部分に幸せを感じるか?という点にフォーカスすると現地採用のほうが幸せですからね。

 

タイの現地採用の現実が悲惨なのか幸せなのかはあなた次第なのです